本について
内容
先日読んだ『超・箇条書き』という本についてご紹介します。
この本ではタイトルの通り、箇条書きというスキルについて書かれています。
箇条書きはベタ書きと比べ、情報量が少ないので読み手の処理が楽というメリットがあります。つまり、箇条書きにするということは、本来読み手がすべき情報処理を送り手がしているということになります。
本書では「短く魅力的に伝え、人を動かす箇条書き」のことを『超・箇条書き』と定義し、具体例を挙げながらその『超・箇条書き』の方法ついて説明しています。
『超・箇条書き』はどのような場で活用できるか?
- メール
- プレゼン
- 就職活動(エントリーシート、履歴書等)
- ブログ
本の中では会社員としてビジネスの中での活用する方法がメインに想定されています。上から3点目までは本の中でも触れられている内容ですが、個人的にブログでも活用できるのではないかと思い、4点目として挙げました。
著者について
著者の杉野幹人氏は米国シリコンバレーで仕事をした経験があり、そこで共に仕事した世界の最前線の人たちは共通して箇条書きが抜群にうまいのに気付きました。彼らのプレゼンや提案資料から箇条書きで短く魅力的に伝えることのパワーとその技術を学びます。
これまでの日本では伝わりすぎること、衝突を避けるため箇条書きがあまり使われてきませんでした。ですが、情報過多な時代だからこそ、今箇条書きを効果的に使うことを勧めています。
感想
ただ箇条書きにすれば良いのではない!
私自身以前会社員をしていた頃、他の人がメールで箇条書きを活用していて読みやすいと感じたことがあり、それ以降特に長文メールでは箇条書きにするように意識していました。
また、ベタ書きで書かれた資料を見て、「これだと読みにくいな、箇条書きにしたらいいのに」と思ったこともありました。
つまり箇条書きの重要性は認識していたものの、ただ単に「箇条書きにする=読みやすい」と思っていました。
この本ではすでに箇条書きで書かれている例を取り上げて、どの部分がNGなのか、どうすれば『超・箇条書き』―即ち「短く魅力的に伝え、人を動かす箇条書き」にすることができるのかが書かれています。
これまでただ単に箇条書きにすれば良いと思ってきた私にとって、同じ箇条書きでも少し変えるだけでこんなにも見やすくなるとは、目から鱗が落ちたような気持ちになりました。箇条書きとは1種のスキルなのだと感じました。
今後の活かし方
元々はCV関連のビデオセミナーで管理人さんがお勧めされていたので購入しましたが、CVや履歴書だけでなく、ブログ、メール等にも活かしていきたいと思いました。
大切なのは意識して実践することだと思います。せっかく読んだのでぜひ実際に取り入れていきたいと思います。