学習記録

ファンデルワールス力に関する特許明細書を読んで

ファンデルワールス力の復習

今回読んだのはファンデルワールス力に関する特許です。ファンデルワールス力について勉強したのは1か月以上前になりますが、電荷の偏りにより生じる弱い結合力で、ヤモリの足の裏にも使われているというイメージが残っています。

復習のため検索してみますと、こちらのサイトが分かりやすくまとめてあったので参考にしました。

ファンデルワールス力とは、“電荷の偏り”が原因となって生じる引力(反発力)である。

特許の内容

国際公開番号 WO2012/132482
出願人 テルモ株式会社
発明の名称 生体接着シートおよび生体接着シート貼付デバイス
従来の課題 生体接着シート貼り付ける際には、生体組織が損傷しないように押し付け力を極力小さくすることが好ましいが、押し付け力が小さすぎると、シートの接着力が低下するおそれがある
解決方法 シートを本発明のような構造にして、ファンデルワールス力により接着されるようにする。
メリット
  • 押し付ける操作をほとんど必要しない
  • 強固な接着力
  • 安全性が高い
用途 接着対象は、生体組織であれば、特に限定されない
例:肺、心臓、気管、食道等

シートの構造

肝心のシートの構造について、図を3枚抜粋しています。(小さくて見づらかったらすみません。)

簡単に説明すると、シート(一番上の図)の接着部には真ん中の図のように突起形成面があり、その突起形成面にある微細な突起部(一番下の図)が生体組織に触れると、ファンデルワールス力によって接着できるのですね。

感想

今回初めて医療関連の特許を読みました。読む前は「医療って何となく難しそう」という勝手なイメージがありましたが、実際に読んでみると「化学で勉強したファンデルワールス力が、こんな風に医療分野で利用されているなんて!」と、とても興味深い内容でした。

実は先月マスターCVを作成したときに、専門分野について少し時間を取って考えてみました。そのときは興味があるものって何なんだろうと、考えても考えても思い浮かばず、結局保留にしたのです。

そして今月に入り、前回はトイレに関する特許を、今回の医療に関する特許を読みました。読む前は特に興味がある分野とは思えなかったのですが、読んでみるとどちらも「面白い、もっと読んでみたい」と感じました。もしかしたら今になってようやく楽しめる余裕ができただけで、特許を読み始めた頃なら違った感想だったかもしれません。

理由はさておき、興味のある分野についてひたすら考えるよりも、まずはビデオセミナーで取り上げられた特許を読んでいけば、自分自身が思いもしないところで興味のある分野に出会えることもあるのかもしれないと思いました。(あくまで個人的な感想ですが…)

ということで、今後も引き続き色々な分野の特許を読んでみたいと思います。

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