日用品 1件目のその後
前回の記事で、日用品(スリッパ)特許での対訳学習に取り組んでいると書きました。
あの後、文章校正ツール(Just Right!6 Pro)で校正作業を終わらせました。始めてこのソフトを使ったので、手間取ってしまい、予想以上に時間はかかりましたが…(汗)
Tradosもそうですが、ソフトは繰り返し使うことでしか使えるようにならないように思うので、これから地道に練習して、使いこなせるようになりたいです。
日用品 2件目

日用品特許1件目が終わって、これからどうしようか悩みましたが、とりあえずもう1件別の特許でも対訳学習をしてみることにしました。
関連知識の深堀り、Tradosの操作、校正ツールの使い方、翻訳作業全体の流れ等含め、まだまだスムーズにできていないので、対訳学習を通してもっと訓練が必要だと思ったからです。
今回も日用品特許で学習することにしました。学習用の特許はあまり時間をかけずに「エイヤ!」で中敷きの特許に決定。(前回スリッパだったので、両方「靴」関連ですね。)
ざっと目を通した程度で学習用の特許を決めたのですが、選んだ特許を改めてじっくり読んでみると、身近なアイテムなので取り掛かりやすいだけでなく、内容も本当に簡単で、背景知識がほぼいりませんでした。
学習方法は、ほぼ前回と同じ流れで行ったのですが、下記については変更してみました。
- 類似特許は対訳学習前に読む(9件)。
- 引用特許も対訳学習前に全て読む(5件)。
- それぞれの過程にかかった時間を計測。
- 先に自分で翻訳に挑戦。
引用特許
②の引用特許は、今は学習中で時間があることと、引用特許が1件1件が短く読みやすいこともあって全て読みましたが、実ジョブでは納期もありますし、件数や文字数が多かったりすると全部は読めないだろうなあ…と思います。
自分での翻訳

実は、思いつきでいきなり翻訳してみました(笑)。
まだまだこれまでに読んだ特許の件数も少ないので、元々は1件目と同じようにP&Gのやり方で、秀丸上で2言語の文を区切りながらをペアリングさせて「理解しながら読む」ことに重点を置く予定でしたが、実際の翻訳を想定して準備作業を進めてみて、「せっかくなのだから一度翻訳してみようか?翻訳することで、特許を読む角度が変わるかもしれない。」と思い、翻訳作業に取り掛かりました。
実際翻訳してみて、当然ですがペアリングさせるのと、自分で訳語を考えるのとでは全然違いますね。
ようやく校正作業まで終わって、公開訳に一通り目を通したところです。これから自分の訳と細かくチェックして、今後の参考にしたいと思います。
学習記録
学習時間
- 学習時間 40時間
先週に続いて、里帰り出産で実家に帰る前に片付けたい雑用(通院、役所等)があったのと、体調がイマイチだった日があり、思うように勉強時間を確保できていません…。
そして今週もまだ通院や用事がいくつか残っています。今週も用事を片付けつつできる範囲で勉強を頑張ります。
主な学習内容
- 日用品特許(1件目)の校正作業
- 日用品特許(2件目)の対訳学習
- 2932 EKWords 活用術
- 中国語特許明細書を読む。書く。